オナ禁生活１１４日目・・・理想の１日へのピース
ほんとうに、
最初は
一言、二言
だけだった。
でも、
シンプルなんだ。
シンプルだから
すごく、嬉しかった。
絵を楽しむのに
必ずしも
何か知ってなくちゃいけないって
ことは、
ないんだ！！
非日常に感じられる世界が！
もっと、
たくさんの
つながりが
生まれる可能性がある
ここは、そんな場所なんだ！！
「この絵、好きだな」
こんなことも
さらっと言えてしまった。
彼女も
同じ絵を見つめる。
そこからだろうか。
すごく
逃げ出したくなった。
今までも
感極まりすぎて
観たいけど
観ていられなくなったことが
何回か、あった。
それが
彼女と
話していて
より一層
強くなってきて
正直、立っているのも、
やっとだった。
でも、
やっと
この日を
迎えたんだ！！
最後まで
この気持ちを受け入れて
全力で
楽しもうじゃないか。
また、
面白い絵に
出合った。
何を描いているのか、
一見すると
よく分からなかった。
すかさず
彼女に
聞いてみる。
「この絵、どう思う？」
そんな感じに聞いたと思う。
それから
彼女が気になったところを
一緒に考えてみる。
・・・・・・・・。
答えが出ない。
面白すぎる！！
これも
イメージを
広げる
チャンスなんだ。
そこから
また
気になる絵と
出合った。
私自身、
実際に観るまでは
そんなに好きになれない
絵だと思っていた。
ところが
彼女の一言で
一変する。
・・・・・・・・。
自分の好みの
問題なんて
なんて
ちっぽけだったろうか。
彼女は
純粋に
絵のそれぞれの
良さと
向き合っていた。
まだまだだ。
自分は
まだまだだ。
このあたりだろうか。
ふと
時間を気にしだした。
腕時計をのぞく。
PM3:55。
えっ！？
もうこんな時間！？
気付いたら
約２時間
経っていた。
しかも
まだ、
全部観終わっていなかった。
ここ最近は
１人で観る時は
長くても
１時間半ぐらいだった。
それが
あっという間に
過ぎていた。
ここでまた
嬉しくなる。
こんな午後のひと時が
私のもとに、訪れた。
最後は本当に
自分でも
わけが分からないくらい
体力勝負になっていた。
展覧会会場を出る。
ミュージアムショップで
彼女と
関連グッズに
ツッコミを入れつつ、
リラックスした雰囲気で
楽しめた。
彼女の
新たな一面も
発見できた。
ありのままに
そこにあるものと
向き合う。
どこまで、彼女に
伝えられただろう。
私の都合で、
時間を見計らい
美術館を
あとにした。
こんなに
感動しすぎた
美術館巡りは
初めてだ。
夕方の東京の景色が
鮮やかに
あわただしく
流れていた。
彼女と
久しぶりに、いろいろな話をしながら
一日を
終えた。
美術館が
行きたい場所リストに入ったと
話してくれた。
きっかけを
与えることができた。
・・・・・・・。
どこまでも
嬉しさが
こみあげて
続いていく。
途中から、
リードできるかどうか？
それ以前の問題が
一気に出てきた。
美術館に対する見方も
楽しみ方も
大きく変わったと思う。
学ぶことが
本当に
たくさん、あった。
感謝の気持ちしかない。
ここからだ。
再び、
１日１日を
つなげていく。
～あしたにつづく～
今、興味がある展覧会。
黒部市美術館
いわむらかずお展
今日のオナ禁手帳。
ライバル彼女とのいずれ来るチャンスが、今日、分かった。あとは、とことん準備を整えていく。
