オナ禁生活６４日目・・・帰ってきた美術観
一時は、
どうなることかと、思った。
昨日から、
美術に対する気持ちが
揺らいでいたのだ。
以前にも、同じようなことがあったが
あの時の比じゃない。
美術そのものに
心が、響いてこない。
机の上の棚に、厳選して置いてあった図録にも
心が、動かない。
自分の向かう先は、
ここじゃなかったのか？
・・・・・・・・。
どうしたものかと
今日は、じっくり自分に質問をする時間をとろうと
帰宅して、
自分の部屋に入った
その瞬間！
まっさきに、
やらなきゃと思ったことが、
ずっと、机の引き出しの中に大切にしまっていた、
過去に、美術館に行って集めてきた、
絵葉書の山々を、
片づける。
考える前に、まずは、そこから始まった。
・・・・・・・。
ゆうに、
少なくとも、５０枚以上はあったと思う。
絵葉書は、
美術館に行き始めてからずっと、
ドラえもんのタイムマシンがある引き出しに
これでもかというほど、ぎっしりと
しまい続けていた。
その時も、夢中だった。
それから、
気付けば、ここ１ヶ月以上、
飾っていた絵葉書も、
一緒に片づけた。
やっていて、
全然、なんの迷いもなかった。
とにかく、
片づけたい気持ちでいっぱいだった。
ただ、
一度、見直して、
あれ？
まだ、観たい絵があった。
本当に
かろうじてだが、
数枚、手元に残した。
このとき、
鳥肌は、立たないのだが、
その絵を観たいという気持ちがまだあることは、
観た瞬間に、分かった。
こうして、
私の歩んだ、約２年分の美術観の記録から、
離れた。
なんだろう。
ドラえもんが飛び出してくるのではと思えるほど、
引き出しの開け閉めが、スムーズになった。
ここからだ。
今、
美術に興味が持てなくなったんじゃない。
過去の自分が、
絵を観て、考えていたことに、
興味がなくなったのだ。
過去に観てきた絵から離れると同時に、
過去にその絵を観て、何かしら感じていた自分から、
ようやっと、
離れられた。
その証拠に、
今日も引き続き、展覧会を紹介するが、
久しぶりに、紹介する展覧会のページを
見てみると、
え！？
相変わらず、
観に行きたい気持ちで、あふれかえっている。
久しぶりに観る、お気に入りの絵葉書を観ながら、
絵に、今のよろこびを・・・。
～あしたにつづく～
今、興味がある展覧会。
埼玉県
ジャック＝アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて
今日のオナ禁手帳。
今日紹介した展覧会を調べる前に、筋トレをしたため、やっていてつらい気持ちが出てしまった。
やはり、体を動かす時の心の影響は大きいことを、改めて実感した。
