オナ禁生活１２５日目・・・ちょっと美術館まで、その３～はたらける美術館～
AM9:47。
A2出口に着く。
初めて知ったのは、
ほんの
１週間前だろうか。
インスタグラムで
見つけて、
はたらける美術館？
一体、なんなんだ！？
すごく気になったまま、
数日が過ぎて、
２日前、
またふと思い出し、
ここでやっと
詳細を調べてみた。
・・・・・・・。
正直、
予約しながら、
ここに行く方が
敷居が高いとも
はじめは感じたが、
それ以上に
すぐにでも、
１人でも、
行きたい気持ちが
高まっていたので、
善は急げ！！
そして、いよいよ、
未知の世界へ。
歩きながら思ったことを書くと、
駅から
ほどよく、歩く。
気持ちがちょうどよく
収まってくる。
そして、
シンプルな看板が
目の前に、飛び込んできた。
ここだ！！
完全に、ドアが閉まらないように
少しだけストッパーをしているところに
思ったより入りやすい印象を持った。
いざ
入ると、
右側に受付のスタッフさんと、
入って正面に
ドアを開けたのに
すてきすぎる
茶室の庭を思わせる
飛び石が
出迎える。
心が一気に
都心から
離れた。
スタッフさんに案内され、
お待ちかねの
美術館へ。
本当に、
私が選んだ絵がある！！
部屋の四方に
展示された
魅力的な
６つの作品。
ホームページの印象だと
作品の数が２，３点だと思っていたが、
とんでもない！！
どこを見ても、
絵が！！
しかもずっと
座ったままで！！
じっくりと
観られる。
内装は
とてもシンプルな
ゆったりした和室で、
予想以上に落ち着く。
早速、衝撃と感動の
連続状態になっていると、
再び、スタッフさんの案内で
お茶とお菓子が！！
なんだか、
すごく、和む。
さらに！
それぞれの作品を
解説した本まで！！
時間いっぱい、読める！！
ここで、
iPodの音楽を流して聴いてみたかったので、
質問すると、
大丈夫とのこと。
途中で
注意されなかったところから、
問題ない音量で流していたことは、確か。
午前１０時から、
２時間の
忘れられないひととき。
鳥のさえずりとともに、
ここから、
わけがわからなくなるほどの
想像を超えた
今まで、一度も体験したことがなかった
日常の中の、
絵との対話が
始まった。
まず、
思索の前に
じっくり
１つ１つの作品を
観ていく。
やはり、
自分が予約する時に
選んだ１点が
すごく
目に焼き付いている。
解説も読みながら、
ある程度観て
落ち着いたので、
いや、
もしかすると
絵を観ている時からか！？
自分の好きな音楽を
この
居心地のいい空間で
流し始めた。
・・・・・・。
最初は
ここ最近好きだった
ピアノ曲１曲を
ヘビロテするつもりだった。
あるいは
１回聴いたら
静かにしようとも思っていた。
ところが、
あれ？
他の、曲も、
聴きたくなってくる！？
今になって考えたら、
それが、自然の流れだ。
どの曲と
合うだろう？
全然
考えたことがなかった。
思いついた曲から
どんどん
流していく。
・・・・・・・・。
素敵な作品を
観ながら、
自分の好きな音楽を
聴きながら、
改めて、
今のなりたい自分を
書き出していくと、
とまらない。
できるかできないかなんて
考える前に、
面白いと思う
考えが
わいてくる。
こんなことは、
もうないと思っていた。
どんどん
流していくうちに、
昔大好きだった曲たちを
見つけた。
今の、この気分で聴くと
どうなるんだ？？
今まで、
というかここ最近、特にだ。
美術なら美術。
音楽なら、音楽。
自分の性分で、
１つのことにこだわりだすと
ほかのことには
目を向けないようにしていた。
それがなによりも
シンプルだと思っていたし、
喜びだと思っていた。
さらに音楽は、
よくもわるくも
過去の思い出が感情が
ストレートに、よみがえってくる。
普段聞き返すなんて
絶対考えられなかったし、
旅行中や
旅先で聴くのも、
ただただ
ああ、あの頃はこうだったな。
なつかしいな。
と、
郷愁にふける時間にしかならないと思って
ほとんどを
いつの間にか、しまい込んでいた。
それが、だ。
ここに来て、
１時間くらい経って、
自分の思い入れの深い１曲と
自分が選んだ１枚の絵が
シンクロした。
その瞬間、時間、
もう、
何も考えられなかった。
夢中で
今の感情を、
自分のこれからのイメージを
これでもかと
我を忘れて
書きまくった。
つながった。
円に、
縁になった。
自分の
過去も、現在も、未来も、
一緒になって
手をつないで、
踊り合っている！！
芯が
響き合う。
こういうことなのか！？
日常で
絵を楽しむと
いうのは！
どちらもいないと
こうはならなかった。
いや、
この空間もだ。
２時間。
あっという間だった。
今まで行った美術館とは違い、
決めた時間の中というのも
大きいと感じた。
最後に、
会計をして
この
世界初の
「専有できる」美術館を
あとにした。
最後の最後で
感極まった。
そうだったのか。
自分の中にある
何かを生み出したい気持ちが
どんどん、あふれてくる。
帰りの電車の中で
思わず、
はたらける美術館で聴いた曲を
聴き返した。
・・・・・・・・。
今も、絵と
あの空間と
つながっている。
もっと、
楽しめる！！
とにかく、明日、
この思いを
伝える！
～あしたにつづく～
東京都
はたらける美術館
今日のオナ禁手帳。
やっと、ここ数週間分の感情を、帰ってきてから、はきだした。
一期一会に感謝！！
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